革靴にこだわる

私が初めて革靴を履いたのは、大学の入学式の日でした。

真新しいスーツと一緒に購入した安物の黒い革靴で、それまでスニーカーしか履いたことのなかった私にとっては、『硬くて重くて歩きにくい』という最悪の印象でした。それきり、就職活動の始まる時期まで革靴とは縁がなく、やはりスニーカーばかりを履いていました。

就職活動で久しぶりに履いた革靴は、一度目の印象と何も変わらず只々歩きにくく、すぐに靴擦れしてしまい大変苦しめられました。

就職してからは、スーツを着用することのない業務に就いたため再び革靴を履くことが無くなったのですが、ある日ひょんなことから職場でァッションについての話になり、私のこの革靴との相性の悪さを先輩に話したところ、次の日その先輩が「この靴、一回履いてみて」と一足の革靴を持ってきてくれました。

それはいわゆるカジュアルな形で、手に持ってみるとスニーカーと同じくらいに軽く、硬いだけの印象だった皮がとても柔らかいことに驚きました。

履いてみると、足に馴染む感覚が本当に心地よく、しかも重さがないので全く違和感なく歩くことができます。この時、初めて私は『本物の革靴』と出会えたと思います。それまでの安物とはとても同じ『革靴』とは呼べないほどの差があり、まさに目から鱗の経験でした。

考えてみれば、私達は毎日必ず外を歩きますし、その時に履く靴が安物で良いハズがありません。この経験以降私は、少々高くてもずっと使い続けることができ、しかも履きこむほどにどんどん足に馴染んで、『自分のものになる』感覚を味わえる『本物の革靴』のファンになりました。

これは、若いころにはわからなかった、オトナの楽しみの一つかも知れません。

デザインも大事

履き心地などもありますが私には特別こだわっているのです。

それはデザインです。

派手なものか地味なものかどっちかと、聞かれたらはっきりと答えられないのですがそのシーンに合ったものがいいのです。だから一足の革靴をいつでも、履いてもいわけではありません。

結婚式にはこれ、二次会にはこれ、ショッピングにはこの革靴がいいと決まっているのです。私の家には革靴が八足あります。友人はその数の多さに、とても驚いているのです。でも私にはこれが普通だと思っているのです。

人はどうか知りませんが、一足では足りないでしょう。

そしてちゃんと使い分ける事によっていつまでもずっと、長く履き続けれると思うのです。派手なものもあれば、とても地味なものもあります。

私が個人的に好きなものは、シンプルなものですが結婚式や二次会で履くのには派手な革靴の方が目立っていいでしょう。

私は服装は結構シンプルなものが多く、バッグや靴、アクセサリーで派手さを求めてしまうのです。家にある革靴は派手なものが四足、地味でシンプルなものが四足あります。

これらを上手に履き分けているのです。

今日は仕事で外回りをするので、一番履きやすくて疲れないシンプルな黒い革靴にしました。
毎日一緒の革靴を履くのは嫌なので、その日その日によって変えています。仕事よりもプライベートの方が派手なものが多いのです。

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